筋トレにおいて、マウスピースは必須ではありませんが、一部の人々にとっては役立つ場合があります。どのような人がした方が良いのか、またしなくていいのか順番に説明していきます。
マウスピースがおすすめの人
下記の人にはマウスピースが必要です。当てはまる人はマウスピースの使用を検討してみてください。
歯ぎしりや食いしばりの癖がある人
特にベンチプレスなどの重量挙げをする場合、マウスピースは歯や歯茎を保護するために使用されます。重い重量を持ち上げる際に、歯にかかる圧力が増加するため、歯を保護するためにマウスピースが使用されます。
また、筋肉を収縮させる際に、顎を締め付けたり歯を食いしばったりすることがありますが、これも歯にダメージを与える可能性があるため、マウスピースを使用することが推奨されます。
そのような方達にはマウスピースは筋トレのパフォーマンスを向上させるためにも役立ちます。マウスピースを使用することで、筋肉の緊張を緩和することができ、筋肉の疲労を軽減することができます。これにより、より長い時間、より高い強度でトレーニングを行うことができます。
マウスピースを使用する注意点
マウスピースを使用する方は以下のようなことに注意して、使用しましょう。
酸素不足によるパフォーマンスの低下
マウスピースを使用することは、口呼吸による筋肉の酸素不足を引き起こす可能性があるため、注意が必要です。
口腔環境の悪化
マウスピースは清潔に保つ必要があります。適切に手入れを行わないと、細菌やカビが繁殖することがあります。
マウスピースをしなくていい人
一部のトレーナーやスポーツ医学の専門家は、筋トレ中にマウスピースを使用しない方が良いと主張しています。つまり基本的に全員、しなくていいという考えもあるのです。その理由として、以下のような点が挙げられます。
筋肉の活性化に影響を与える可能性がある
マウスピースを使用することで、筋肉の緊張や口の周りの筋肉の活性化が減少する可能性があります。これは、筋肉の活性化に必要な神経シグナルが妨げられるためです。このような場合、筋肉の収縮力が低下する可能性があり、パフォーマンスが低下することがあります。
口呼吸を促進して、筋肉への酸素供給量が低下する
マウスピースを使用することで、鼻呼吸が困難になり、口呼吸を促進することがあります。これは、筋肉の酸素供給を妨げる可能性があります。また、口呼吸は、口の周りの筋肉を疲れさせ、顎関節症などの問題を引き起こすことがあります。
筋トレへの意識が低下する
マウスピースを使用することで、口の周りの感覚が鈍くなるため、意識が低下することがあります。これにより、トレーニング中にバランスを崩す可能性があります。
以上のような理由から、一部の専門家は、筋トレ中にマウスピースを使用しない方が良いと主張しています。
いかがでしたでしょうか?
現状食いしばりがある方はマウスピースをしてみてはいかがでしょうか?しながら、少しずつ、意識を鍛えている筋肉に持っていくと食いしばりの癖が抜けて、鍛えている部位のパンプアップが期待できます。
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